2024/03/20

自分のためだけにねぎを焼く日

スーパーで、2本で束になった太くてハリのある長ねぎが目に留まる。「食べたい」と直感し、とりあえず買い物かごにいれた。それは子どもの食事には絶対に関わらない。自分のためだけに買う長ねぎだ。

帰宅後にレシピを検索し、面倒な作業は不要と判断した。ただ切って焼き、なんらかの味付けをささっとするだけで十分だと、これまた直感した。冷蔵庫に鶏モモ肉を市販のてりやきのタレに絡めて焼いたものが残っていたので、それと合わせて、さながら焼き鳥のネギま気分を味わう計画を思いつく。4センチくらいに切った長ねぎに焼き目をつけた後、料理酒を入れてフタをする。蒸し焼きにした長ねぎに残り物のてりやき味の鶏モモを投入。軽く炒め合わせて出来上がり。最近ハマっているクラフトスパイスソーダというお酒と一緒にいただく。レシピに書いていた通り、ねぎがとろっとなっている。ねぎの青い部分も使ったが何の問題もない。箸が進む。

料理が嫌いだ。手間の割に特別おいしいものができるわけでもないし、誰かに作ってあげたいとも思わない。ただ、食べたいもののイメージを具現化することは嫌いじゃない。欲しいものを手に入れるための手段としての料理だけ、喜んでできる。