2026/10/19

簡単! 鬱病講座

文字というものは素晴らしいな、とつくづく思う。文字がなければ、私の思考はずっとつるつると滑っていって、泥沼にはまるか、明後日の方向に行くか、突然ワープするかして、ろくなゴールに辿り着けない。
しかしこうして書きつけると、何かしらを刻むように、あるいは打ち込むように(それこそタイピング?)、埋めるように、ちゃんと地に足をつけてものを考えることができる。 素晴らしい発明である。
 
私は文字を手で書くのがかなり苦手だ。ぬとねは気合いを入れないと書き間違えるし、漢字は全然思い出せない。御中さえもギリギリである。一時期は自分の住所を誤字せずに書き切ることさえできなくて、かなり苦労したが、これは多分鬱病のせいだ。

自分の日記サイトでも書いたが、私は人生の半分を抑うつ状態で過ごしてしまった。これが抑うつ的だという知識もなく、他者がそうであると気がつくこともなかった。親にもカウンセラーにも分からないんじゃあ、もうどうしようもない。子供の世界とはそういう世界である。くそったれのミソッカスだな。反吐が出る。子供時代なんて二度とやりたくないぜ。
 
それはそうとして、ひとくちに鬱と言っても割と症状にバリエーションがあって、それは概ね3つに分けられる。知識、情緒、意志のどれか、あるいは複数が障害されるのが鬱である。
知識が障害されれば住所の文字列を正確に書けなくなるし、 情緒が障害されれば憂鬱なまま塞ぎ込むし、意志が障害されれば何もしたくなくなる。後でテストに出ますよ。
よく検索結果に出てくる「興味関心が減少する」という基準は、意志の強度などの総量だと思えばいいだろうか。以前好きだったものに興味がなくなったとして、他に強く惹かれるものがあればいいが、そうでないなら治療の対象になりますよ、という話だ。
私の例で言えば、本を読むのも絵を描くのもアニメを見るのもツイートするのも好きだったのに、ギリギリ本を読んであとは延々と文章をこねくり回している状態であったので、これはまあ鬱病やね、ということだ。
 
 ということで、簡単!鬱病講座でした。また来月お会いしましょう。