皆さんは、サンタさんを信じていただろうか?
私は、信じてもいなかったが疑ってもいなかった、という感じ。物さえ貰えれば、出処はサンタだろうが親だろうがどうでもよかったのだろう。この話をMにしたら、ええ……と引かれてしまった。
サンタに対する信仰は持てなかった私だが、神と月の兎は信じていたので、かわいいところはあるのだ。
Mが漕ぐ自転車の荷台に座りながら、手を合わせて「雨が振りませんように」とお祈りしたことは何度もある。
月の兎についてはこんなエピソードがある。十五夜の日、窓辺に皿を置いておくと月の兎が餅を置いていってくれるという話を信じた私は、大きな窓のある居間に皿を置いて就寝した。そして翌朝、なんと本当に小さな丸い餅が置いてあったのだ。
餅はもちろん(モチだけに)Mが作って置いてくれたもので、あの鬼みたいな母親だったMにも優しいところがあったのだなあとしみじみする。
そんな会話があったので、ここで話してみた。